30歳からの薄毛対策日記

このブログでは、30歳からでも遅くない薄毛対策について書いています。

薄毛に効果があるからと亜鉛の摂り過ぎで逆効果に!

亜鉛というのは、人間の身体に欠かすことのできない非常に重要なミネラルの一つです。

 

 

筋肉や骨などの皮膚に含まれており、酵素の生成や酵素の働きを活性化させます。

 

 

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成人の体内には2gの亜鉛が存在し、必要な量自体もそこまで多くなく少ないです。

不足してしまうと様々な不調を引き起こすことがあります。

 

 

 

亜鉛が不足すると

 

 

・抜け毛、脱毛
味覚障害
・食欲不振
・炎症(皮膚炎、口内炎など)
・免疫力の低下
・内臓(肝臓、腎臓、すい臓など)の異常

 

髪の毛は、「ケラチン」いうタンパク質で構成されており、ケラチンの素(もと)が、18種類ものアミノ酸です。

 


アミノ酸は、食事などから摂取したタンパク質を体内で分解して生成します。

 


摂取したタンパク質がアミノ酸に分解され、そのアミノ酸を再びタンパク質(ケラチン)に合成されるというわけです。

 

亜鉛が含まれている食材というのが、牡蠣や牛肉、卵、レバー(特に豚レバー)、納豆、ナッツ類です。

 

髪の発育に効果のある亜鉛ですが、摂り過ぎればいいというわけではないんです。

 

厚生労働省によると、1日あたりの亜鉛の推奨摂取量が、成人男性で10mg、成人女性で8mgとなっています。

 

過剰摂取によるリスクが起こるかもしれないという目安が、成人男性で40~45mg/日、成人女性で35mg/日と記載されています。

 


牡蠣の亜鉛含有量は100gあたり13~14mgなので、換算すると男性の場合、およそ牡蠣300g分になります。

 

 

亜鉛の過剰摂取により起こる副作用というのが

 

 

・貧血
・血行不良
・下痢
・神経障害
・嘔吐
・消化管過敏症

 

鉄や銅の欠乏症により起こり、亜鉛を過剰に摂取した場合、鉄や銅の吸収が妨げられるというデータがあります。

 

 

貧血や血行不良が起こると、必要な栄養素や酸素が毛根に行き渡らなくなるので、抜け毛や脱毛の大きな原因になります。

 


神経障害や嘔吐、下痢による精神的ストレスとなり、薄毛のリスクを高めてしまうことがあります。

 

食生活を調べて、適切な栄養素を適量に摂るのが大切です。