頭皮のかゆみは、ヘアケアが原因?アレルギーによりさまざまなトラブルも
最近、.頭皮が以上にかゆくなることはありませんか?
頭皮のかゆみには、「皮脂の分泌」、「アレルギー」「病気」が関係しています。
誰の頭皮にも存在するカビ・マラセチアも原因の一つです。
マラセチアは、脂肪を栄養にして繁殖する菌で、脂肪を分解してつくる分解物も皮膚の刺激となっています。
かゆみを抑えるには
かゆみを抑えるには毎日の毎日の洗髪が重要。
毎日、髪を洗っていても、強いかゆみがある場合は、マラセチアの量が多い可能性があります。
皮膚科にて、顕微鏡による診断が必要になりますが、検査をしている医療機関が近隣にない場合は、ミコナゾール硝酸塩などの抗真菌剤を配合した市販のシャンプーを使用してみるといいでしょう。
痒みの原因の多くがアレルギー。かぶれともいわれており、アトピー性皮膚炎があるなど、アレルギー反応を起こしやすい体質の人は、様々な物質による皮膚の炎症に悩まされています。
使用しているシャンプーや、リンス、ヘアトニック、なかには、かゆみ予防に使っていた抗真菌剤シャンプーが原因で起こるそうです。
襟足にも赤みが
毛染めと比べシャンプーやリンスの症状は軽度のことが多く、肌には、赤みが現れることも。
洗髪剤は流れ落ちるので、襟足、首筋、胸元などが赤くなるので、シャンプーやリンスがすすげているかどうか確認することが大切です。
特に、リンスは、1分以上すすぐようにして下さい。
洗髪でゴシゴシこすって頭皮を傷つけるとアレルギーを引き起こす原因になりやすいです。
なぜかというと、傷口から体に洗髪剤が入ると、それを異物と認識した免疫細胞が排除しようとして集まるため、これを繰り返すことで、過剰に反応して皮膚炎が起きてしまうからです。
シャンプーや、リンスが原因ならば、敏感肌用、低刺激と記載された製品に切り替えるようにしましょう。
頭皮にも、病気もあり、水虫の菌が頭に症状を起こす頭部白癬(はくせん)や、尋常性乾癬(かんせん)と呼ばれるもの。
乾癬(かんせん)は、冬の乾燥時期に悪化しやすく、盛り上がったカサカサの紅斑が頭や体にできるのが特徴。
原因は感染症や薬、内臓の病気などとされるが明確にされていませんが、初期には脂漏性皮膚炎と間違えやすいです。
もしも改善されないようなら、皮膚科を受診した方がいいです。
医師と相談して体質を知る必要があります。
脂漏性皮膚炎は自分でもタイプが分かりやすく、アトピーなどアレルギー体質も皮膚科医が診れば区別がつくことが多いです。