シャンプーが泡立たない 原因と対策
シャンプーを使用しているときに泡立てようとしても泡立たないときってありませんか?
シャンプーにもよるけれど、なかなか泡立たないんですよね。
泡立たないのにはいくつか原因があります。
泡立たない原因
ヘアワックスやヘアスプレーなどの整髪料をつけすぎているとシリコーンや油分で髪がコーティングされ泡立ちが悪くなります。
髪がしっかりと固まるタイプの整髪料だと吸着力が高く落ちが悪いので、泡立ちも悪くなるというわけです。
頭皮がいつもより汚れていたり、頭皮に皮脂がつまっていると泡立ちが悪くなります。
汗をかきやすい夏場、運動をしたあと、洗髪できない日が続いたりと、皮脂分泌が多くなり頭皮や髪が汚れやすくなります。
睡眠不足や油分の多い食事などでも皮脂分泌が過剰になってしまい、シャンプーがいつもより泡立ちにくくなります。
髪にダメージを受けていたり、シャンプーの洗浄力が弱いのも原因です。
泡立てるコツ
シャンプーを泡立たせるにはコツがあります。
まず、シャンプーする前にブラッシングをします。
ブラッシングをする理由は、頭皮や髪に付着した油分や汚れをきちんと落とすためで、ブラッシングをしてあらかじめ汚れを落としておくと、泡立ちがよくなります。
髪が長めという方は、ブラッシングで髪の絡まりもほぐれるので、泡立ちだけでなく指どおりもスムーズにできますよ。
ブラシは、豚毛や猪毛を使用した「動物毛のブラシ」であれば髪や頭皮への密着力も高いし、汚れを吸着しやすいです。
予洗いをしっかりすることで、皮脂や汚れは6~7割は落ちます。
髪の表面だけ濡らすのではなく、頭皮までしっかり濡らして1~2分丁寧にやって下さい。
髪が長い人は、髪の中に指を入れ、お湯を手のひらにためるような感じで地肌を濡らすようにして湯の温度は38~40℃くらいで問題ありません。
週に2~3回シャンプーをする前に、オイルケアをするのも重要。
皮脂や汚れは脂なので、油分をなじませることで汚れが浮き上がり、落ちやすくなります。
長めの髪の方も、シャンプーする前の乾いた頭皮に、頭皮用オイルや植物油(アルガンオイルや椿オイルなど粘性が低めのもの)をなじませて5分ほど置くだけなので簡単にケアできます。
その際は、蒸しタオルをすることでさらに皮脂や汚れが浮き上がりやすくなります。