AGA治療で副作用は、男性機能に影響などはありますか?
AGA治療薬で、副作用があったり、男性機能に影響があるということは聞いたことがあるんですが、本当なの?
医師で、いなばクリニック院長の稲葉 岳也(いなば たけや)先生によると、AGA治療薬では、薄毛の治療においてとても高い効果を発揮します。
ですが、一方では、かゆみやかぶれ、頭痛、性欲減退や勃起不全を起こすそうです。
これらの症状が起こる確率は全て合わせても約1〜2%なので、過剰に心配する必要はありません。
ただし、 一般的な風邪薬でも、約3%の確率で副作用は起こります。
実際に副作用が起こった方は
頭皮が赤くなりかゆくなりました
起こった副作用:頭皮のかゆみ
AGA治療薬を服用して3ヶ月経ったころに頭皮が赤くなりはじめ、かゆくなってしまいました。敏感肌の自分には、成分の刺激が強かったのかもしれません。(30代・男性)
2ヶ月経ったころ、頭皮に湿疹ができました
起こった副作用:頭皮のかゆみ
AGA治療薬を服用し始めて2ヶ月経ったころ、頭皮に湿疹ができてしまいました。使用している間は全く改善されないため、一時服用を中断しました。(40代・男性)
AGA,の副作用
かぶれに悩まされました
起こった副作用:頭皮のかぶれ
頭皮にかぶれが出て、AGA治療薬を服用しながら悩まされました。(30代・男性)
AGA,の副作用
服用直後にめまいに襲われた
起こった副作用:頭痛・めまい
服用してすぐ、軽いめまいに襲われました。その後、頭痛も起こったので、AGA治療薬の使用を中断しました。自分には合わなかったのかもしれません。(20代・男性)
男性型脱毛症といわれる進行性の薄毛で、成人男性の4人に1人が発症するといわれています。
以前は、加齢現象の一つとして諦めるしかなかったそうなのですが、2005年に最初の治療薬が登場して以来、AGAの治療が可能です。
代表的な治療薬
・フィナステリド
抜け毛を防ぐ働き
・ミノキシジル
髪の毛を生やす働き
の2種類
フィナステリドは、AGA治療薬「プロペシア」に含まれる、抜け毛を防ぐ成分です。
フィナステリドで起こる副作用と発現率
症状 発現率
性欲減退 1.1%
勃起不全 0.7%
性欲量減少 0.4%
肝機能障害 0.2%
ミノキシジルで起こる副作用と発現率
症状 発現率
かゆみ 11%
頭痛 3%
めまい 2%
吐き気 2%
その働きにより
・血流が良くなることで、頭皮に赤みやかゆみが出る
・血管が広がることで血圧が下がり、頭痛やめまいが起こる
薬の服用を中断すれば、ほとんどの場合副作用もおさまります。
AGA治療薬で起こる副作用は、薬の服用を中断すればほぼおさまります。
「副作用が起こったら一生治らないのでは?」と考える方も多いと思いますが、薬をやめれば症状もおさまるので心配はないとのこと。
副作用リスクを避けて安全にAGA治療を行うためには、AGAクリニックで治療薬を処方してもらうことが最も安心です。
AGA治療薬は、通販などで手軽に入手することも可能ですが、自分に合わない薬を購入してしまうことも考えられます。
副作用の起こりやすさは個人の持病や体質などが関係するため、AGAクリニックで医師と相談しましょう。
自分の持病や体質に合ったAGA治療薬を服用し、副作用リスクを減らしながら治療を進めていくといった、自分に合ったベストな治療薬を服用するといいそうです。
また、ほとんどのAGAクリニックでは、治療前に「無料カウンセリング」が行われています。
無料カウンセリングでは
・AGA治療薬は自分にとって安全なのか
・治療にはどれくらいの費用がかかるのか
など、気になることがあれば聞くことができます。
いくつかのクリニックで「無料カウンセリング」を受けて、院内の雰囲気やスタッフの対応など比較してみることをおすすめします。
引用元:CUSTOMLIFE(カスタムライフ)